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3学年日記

命を見つめて

本日の道徳では、中学2年生で右大腿骨骨肉腫のため亡くなった猿渡瞳さんの

命のメッセージから「生きること」について考えました。

事前に行った「『生きている』と感じるとき」についてのアンケート結果を

一覧で掲示すると、多様な考えがあることに生徒は気付きました。

猿渡瞳さんは、治療を続けながら懸命に生きました。

そして、亡くなる2か月前に出場した弁論大会で

「命を見つめて」というタイトルで自分自身の思いを語りました。

終末部で限りある命をどのように生きたいかということについて考えました。

以下は生徒の考えです。

・生きていることを実感する。

・1日1日を無駄のない日にしたい。

・最期まで精一杯生きる。

・この世界には生きたくても生きられない人がたくさんいるから、大切に生きたい。

・人を幸せにしてあげたい。

・最後に楽しかったと思えるように生きていく。

・与えてくれた命を大切にする。

・なるべく笑顔でいたい。

・元気に生きたい。

・家族と過ごしたい。

・自分らしく生きる。

・与えてもらった命が尽きるまで生き続ける。

時はたっていますが、同世代だった猿渡瞳さんの強い思いが

生徒の心に響いたと実感できました。

レディネステスト

2年生は、職場体験事前学習の一つとして23日(金)と26日(月)の

総合的な学習の時間を使い、レディネステストを実施しました。

 

 

 

 

 

 

「レディネステスト」とは受験者のレディネスを把握し、

受験者がもつイメージのチェックや選択への動機付けを促すテストのことです。

自分がどのような職業に興味があるのかを知り、職場体験先を決定するための

いい機会になったと思います。

 

 

 

 

 

 

9月11日(月)~9月15日(金)の5日間で実施する職場体験では、

生徒たちが働くことの意義を学び、様々なことを吸収してほしいと思います。

また、故郷のために自分たちに何ができるのかを考えるきっかけになることを期待しています。

1学期期末考査スタート

今日から1学期期末考査が始まりました。

6月21日(水)から23日(金)までの3日間、9教科のテストを実施します。

2年生になって初めての定期考査です。

1年生のときと比べると授業中の様子や提出物に取り組む姿勢など、

学習に対する意欲の高まりが感じられる場面が多く見られます。

今日の朝学習の時間も、黙々とテスト勉強に取り組んでいました。

そうした成果を十分に発揮できることを願っています。

夏祭り

今日の道徳授業のテーマは「地域の伝統の大切さ」です。

4年ぶりに開催される牛頭天王祭・富賀神社巡り神興。

生徒たちが最後に見た二つの祭りは小学校4年生のときです。

 

 

 

 

 

 

本時の道徳の内容は、主人公が住む町の夏祭りがなくなってしまう物語。その理由は

祭りが開催されることによって、ゴミが散乱したり、駐車違反をする人がいたり等の迷惑行為が

後を絶たないためです。主人公は落ち込み、他の地域で開催される祭りにも行く気にはなれません。

 

 

 

 

 

 

先輩に誘われ、他の地域の祭りに渋々行ってみると仲間たちが祭りを盛り上げるために

一生懸命に仕事をしています。(夜店、ゴミの分別作業、駐車場整備)

自分たちの祭りを自分たちの力で盛り上げることや伝統を受け継いでいくことの大切さに

気付く主人公でした。

 

 

 

 

 

 

以下は生徒の考えです。

・三宅島の美しさを守るために、ゴミの処理の仕方を考えたい。

・私たちが積極的に参加して伝統を受け継いでいく。

・祭りが復活してワクワクしているし、思い出に残るものにしていきたい。

・祭りは楽しむけど、マナーを守ってい行動したい。

・たくさんの人に地域の伝統を伝えていきたい。

・伝統を受け継ぐには、みんなが協力し、貢献することが大切。

・島民以外の人を呼んで、盛り上げて祭りをなくさないようにしたい。

 

4年ぶりに開催されるお祭りに生徒も楽しみにしています!!

三宅島の伝統を受け継ぎ、生徒たちが故郷の発展に大きく貢献してほしいと思います。  

初心

6月16日の道徳の授業で「初心」について考えました。

始めにICT端末を用いて、「初心」について思いつくことを挙げました。

その後、柔道のオリンピック金メダリストである井上康生選手の動画を視聴しました。

井上康生選手は学生時代にアジア大会で優勝する等、順風満帆な柔道人生を送ってきました。

ところが、あるときから勝つことができなくなり、挫折を味わいます。

そんな折、母が亡くなります。

母が残した手紙には「全て初心に返って頑張ってください。」とありました。

それから、井上康生選手は復活を果たします。

そして、迎えたシドニーオリンピックでは金メダルを獲得します。

その表彰台で母の遺影を掲げました。

井上康生選手がどのような思いで母の遺影を掲げたのか生徒は考えました。

授業の最後に「初心」について考えをまとめました。

以下は生徒の考えです。

・「失敗を恐れず、自分のやり方で取り組む。」

・「どんなにつらくても最初の自分を思い出して頑張る。」

・「何かを仕切り直すきっかけになる。」

・「自分が本当に何をしたかったのか、自分の意志が分かる。」

・「目標が変わっても、なぜそのことを始めたのかを忘れないことが大切。」

・「一度、自分が考えていることを捨てる。」

・「自分を責めるのではなく、楽しむこと。」

2年生として、中学校での生活が安定しています。

だからこそ、「初心」に返り、純粋な気持ちで生活をしていくことを期待しています。