ブログ

3学年日記

修学旅行に向けて

5月17日(金)の総合的な学習の時間に修学旅行に向けた事前学習として、自分が興味をもった

神社やお寺について調べたことを発表しました。歴史、周辺の美味しい食べ物、写真に映えそうな

ポイントなど、一人一人が面白い視点で発表することができました。今後は、14人の生徒が調べた

場所を参考に、班行動で巡りたいコースを考えていく予定です。

運動会に向けて

5月25日の運動会に向けて、本格的に練習が始まりました。

最上級生として、様々な場面で全体をリードしてくれています。

13日(月)は雨のため、体育館で練習をしましたが、

緊張感をもって取り組みの指示を出すなど、大変頼もしく

感じます。

 

 

生徒総会

5月1日(水) 6校時に生徒総会を実施しました。

各委員会が前期の委員会活動の目標や活動内容、公約を設定し

議案書にまとめています。

生徒総会では、生徒全員が各委員会の議案書を読み、議案書の内容で

疑問に感じたことや活動内容への要望を考える時間が設定されており、

学年の代表生徒が質問をしました。

 

 

 

 

 

 

その後、各委員会で集まり質問項目について話し合いました。

3年生の生徒会役員と委員長は話し合いの場で積極的に発言し、

1・2年生を引っ張っていく姿が見受けられました。

全ての委員会の提案が承認されたため、最後は3年生委員長による喜びの

パフォーマンスも披露しました。

前期委員会活動が活性化していくことを期待しています。

修学旅行事前学習

本時の総合的な学習の時間は、修学旅行の事前学習を行いました。

修学旅行では、班行動の時間が設定されています。班行動では

それぞれの班が京都・奈良で行きたい場所を選択し、生徒たちが場所や時間

昼食場所等を細かく計画していきます。

今日はその前段階として、京都・奈良の観光地を一人一つ選択し、

観光地の歴史や豆知識、観光地の周りの施設等について調べ学習を行いました。

 

 

 

 

 

 

調べた内容を整理し、スライドを作成しています。

次の時間ではスライド作成と発表の準備をします。

生徒全員が「行きたい!!」、「学びたい!」と思えるプレゼンテーションを

してくれることを期待しています。

 

 

 

 

議案書読み合わせ

5月1日(水) の生徒総会に向けて、朝学習の時間に

議案書の読み合わせを行いました。生徒会役員は

1・2年生の教室に行き、前期生徒会の活動目標・活動内容について

説明をしました。

3年生教室で、各委員会の目標や活動内容を聞いていると

ユーモアあふれる目標や内容が考えられていました。

どの委員会も全校生徒が過ごしやすい学校をつくるためにという

思いの下、目標や活動内容が設定されていることが感じられました。

前期委員会の活動は既にスタートしていますが、今後の活動に

期待したいと思います。

全校道徳「性別は必要か」

4/23(火)1校時は全校生徒が集まり、体育館で全校道徳を行いました。

本時は「性別は必要か」というテーマで授業を行いました。

五つの資料を参考に、生徒は「性別は必要?必要ない?」、

「性別で区別されているもの」について考えを深めました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

生徒は「性別は時と場合によって必要」や「必要ない」等の

ジェンダーレスの考えをしっかりもっていました。

また、今回は異学年でグループを作り様々な意見を交換することができました。

今回の道徳をきっかけにジェンダーレス社会の実現に向けて

一人一人の意識が変わってくれることを期待しています。

3年生も最上級生として、一生懸命に授業に取り組んでいました。

生徒朝礼(前期委員長に委嘱状を)

4月22日(月)の生徒朝礼では、前期委員会委員長に生徒会から

委嘱状が手渡されました。

3年生が委員会の委員長を務めるのは前期までです。

後期の1・2年生に引継ぎができるように委員会の仕事に

責任をもって務めてもらいたいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後に、生徒会役員と各委員長から委員会の活動内容や今後の抱負について

1・2年生に一言発表がありました。委員会活動で学校を盛り上げ

過ごしやすい三宅中学校をつくっていってほしいです。

三宅島観光大使Ⅲ

三宅島観光大使としての活動が3年目を迎えます。

1年生のときには、三宅島の郷土について学習し島外の方へ発信をしました。

2年生のときには、三宅島の産業について学習し、職場体験や講師の方々との

交流を通して三宅島の産業の課題について中学生の視点から考えました。

また、島外の地区との比較をし、三宅島の未来を考えるきっかけ作りとなりました。

3年生では、三宅島の未来を考えるをテーマに、実証事業を行います。

本日の授業は、昨年度末に、三宅島を島外の方に知ってもらうために、多くの方に

三宅島に来てもらうためにどのような案があるか書き出したものを確認しました。

 

 

 

 

 

 

次に、全員が出した案からリンクさせられるものを各班で考え、

具体的にどのような実証事業があるかを出し合いました。

 

 

 

 

 

 

最後に、各班で具体的な実証事業を発表しました。

三宅島を知ってもらうために多くの案が出ました。

3月の文化祭の発表に向けて準備を進めていきます。

 

 

 

 

 

 

大望タイムのガイダンス

4月17日に今年度の大望タイムのガイダンスを行いました。

昨年度との相違点などもあり、大変真剣に聞いていました。

終了後に、英語検定や漢字検定の話をしている生徒もいて、

意識の高さが感じられました。

対面式

4月10日(水)1校時に対面式を行いました。

生徒会役員が司会進行を務め、昨年度後期委員会委員長と部活動部長から

委員会と部活動の紹介を行いました。

1年生に委員会と部活動の活動内容分かりやすく伝えるために委員長と

部長は春休みから発表内容やスライド作成などの準備をしてきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3年生は前期まで委員会では委員長、部活動では部長を務めます。

委員会、部活動、行事でリーダーシップを発揮し、1・2年生の

お手本となってくれることを期待しています。

頑張れ3年生!!

令和6年度 入学式

4月9日(火)、令和6年度 入学式を行いました。

昨日の入学式練習時から、3年生は最上級生としての自覚と責任を感じてか

入学式当日も式に対しての姿勢が素晴らしかったです。

入学式前の学活では、「最上級生になって」という題で作文に取り組みました。

 

 

 

 

 

 

その中で印象に残った文を幾つか紹介します。

・最上級生として学校を引っ張っていく存在になりたいです。

・受験生になるため、家での学習をどんどん増やしていきたい。

・中学校生活のラスト1年間を全力で楽しむ。

・最上級生として後輩を引っ張っていく。

・このメンバー で過ごすのは最後だと思うので、最後の1年間みんなで

 頑張っていきたい。

 

また、本日進級写真を撮影しました。

第3学年教員4名と生徒14名で1年間学びを深めていきたいと思います。

ダンス練習

3月14日(木) 6校時の体育は、来年度の運動会に向けてダンス

の練習を行いました。

第3学年が体育館を使用していたため、音楽室での実施でしたが、

体全体を大きく使って表現することができていました。

春休み期間中もChromebook上の動画を参考にして、ダンスをして

振り付けを覚える宿題があります。素晴らしいダンスを運動会本番

で披露できるように練習を重ねていきます。

風船パス

第2学年の水曜日の朝学習は、朝体育です。

今日は二人組、三人組を作り、風船をパスし合いながら、しりとりや山手線ゲームに取り組みました。

 

 

 

 

 

 

お題に沿って言葉を発してからでないと、風船に触ることはできません。

しりとりでは3文字の言葉だけでしりとりをするなどの制限を設けました。

山手線ゲームのお題は、都道府県名や三宅中学校の生徒・職員の名前にしました。

頭で考えながら体を動かすことで、脳に刺激が与えられ、気持ち良く1日の

スタートを切ることができます。

朝学活時の朝の挨拶も、元気の良い挨拶が聞こえてきました。

今日も1日気合を入れて頑張りましょう。

オーストリアのマス川

三宅島と言えば、釣りの楽園とも言われるほど魚影が濃く

年間を通して様々な魚と出会うことができます。

私も釣りが趣味で毎週休日は釣り三昧の日々を送っています。

そんな釣りにも様々な場所で様々な釣り方があります。

その中の一つに、エリアトラウト・ネイティブトラウトという釣法があります。

主に渓流に生息しているヤマメやイワナ、ニジマス等を狙うこの釣りは

非常に難易度が高く、釣果がなかなか上がらないのが特徴です。

今回の道徳の題材は、オーストリアにあるシュバルッア川で釣りをする主人公の

物語です。この川にはニジマスやカワマス、グレーリングといった魚がいますが

釣りをするにあたって規則があります。①持ち帰っていい魚は魚によって大きさが

決められていること、②釣りをしていい期間が決まっていることです。

主人公はグレーリングを釣ることに成功しますが、①と②の規則を破っていたことに

気付きます。主人公は渋々魚をリリースすることになりました。

もし、自分が主人公の立場ならどうするか?生徒たちに問いかけると9割の生徒が

放流する。1割の生徒が放流しないと意見が分かれました。

 

 

 

 

 

 

今回の教材を踏まえて、なぜ世の中には様々な決まりがあるのかについて

考えを深めました。以下が生徒の意見です。

・みんなが楽しめるようにするため。

・みんなが楽しいだけでなく、誰一人として悲しい思いをせずに暮らしていくため。

・みんなが平等に暮らしていける社会を作るため。

・みんなに迷惑をかけないため。

・決まりの裏には、たくさんの人の思いがあるため。

・決まりがないとみんなが自分の好きなように動いてしまい、他の人にも

 影響を与えてしまうため。

・決まりは全員をまとめるため。

 

 

 

 

 

 

釣りの世界でも釣り場で様々な決まりがあります。

使った道具やゴミは持ち帰ることや、使った場所は海水で洗い流し

綺麗にしておく等、様々な決まりを守ることが自然環境保護につながります。

また、次に釣りをする人が気持ちよく釣りをすることができます。

ルールや決まりはなぜあるのか深く考えることができる時間でした。

みなかみ体験学習成果発表会

2月22日(木)6校時に第3学年や保護者の方に向けて学習成果

発表会を実施しました。

みなかみ町周辺施設での紙芝居、民話、太々神楽、三国太鼓など

の郷土芸能の鑑賞やスキー、陶芸、藍染などの体験学習について

生徒が試行錯誤しながらまとめました。

そして、これまで学習してきた内容を生かして三宅島とみなかみ

町の産業や文化について比較し、他者に向けて分かりやすく発信

することを目指してプレゼンテーションを行いました。

今回のみなかみ体験学習成果発表会を通して、これからの三宅観

光大使としての学習の展望についても考えることができました。

今まで以上に探究的に学習を続けて、三宅観光大使として三宅島

の魅力を発信し続けることができるようにしていきます。

ドッヂビー

今日の朝体育はソフトディスクを使用するドッジボール形式の

「ドッヂビー」を行いました。

一般社団法人日本フライングディスク協会では、ドッジボールと

区別するため、「ドッジビー」ではなく「ドッヂビー」を種目名

称としているそうです。

柔らかいディスクを使用するため、つき指の心配がないことや他

種目と比較した場合、筋力差などが影響しにくいという特長があ

るスポーツです。全員で体を動かして爽やかに1日をスタートし

ました。 

フラフープ

2月14日(水)の朝学習はフラフープを使った運動を行いました。

はじめはヘリウムリングという運動です。3、4人でグループにな

り、それぞれ人差し指の第一関節の上に、フラフープを乗せます。

フラフープが落ちないように上下させます。この運動は企業等のチー

ムビルディングでも使われる手法だそうです。

次に複数のフラフープをコマのように回転させて、倒れないよう

にする運動に取り組みました。

フラフープが倒れないように試行錯誤を繰り返していました。朝

から体を動かして、すっきりとした状態で1日をスタートしてい

ました。

地域のためにできること

今日の道徳のテーマは「地域のためにできること」です。

宮城県女川町をホームタウンとして活動するサッカーチームに

「コバルトーレ女川」というチームがあります。

コバルトーレ女川は、12年前に起きた東日本大震災で活動休止になってしまいました。

復興に向けて女川町の人々は、とてもつらく苦しい思いをしますが

「サッカーが見たい」という思いが町の人たちから出てきます。

この思いをきっかけに、震災から9か月後にサッカーチームは活動を再開し、

復興祈念試合開催やリーグ戦参入と少しずつ活動の幅を広げていきます。

町の人たちも町のクラブの頑張りを応援し、選手の最後まで諦めずにプレーする姿から

力をもらい、復興に向けて地域のためにできることをしていきます。

生徒たちは、震災で被災された人たち・コバルトーレの選手達の立場から登場人物の立場に

なって考えを深めていきました。また地域(三宅島)のためにできることとは何かを

最後のまとめとして考えました。以下は生徒の意見です。

・地域の人に元気な姿を見せる。

・困っている人を助けてあげる。

・地域イベントに積極的に参加して、盛り上げる。

・日頃から元気な挨拶をしていきたい。

・今地域でやっていることに本気で取り組む。

・頑張っている人がいたら応援する。

・些細なことでも手伝う。

・地域の行事に参加する。

・ゴミ拾いなどの地域のためにできることをする。

 

 

 

 

 

 

三宅島の未来を担う子どもたちが、三宅島のためにできることを考え、

提案・行動していけることを期待しています。

チームワーク

水曜日の朝学習は体育です。今日は仲間と協力して課題解決する

運動をしました。

ペアで背中を合わせて、手を使わずに立ち上がります。息を合わ

せるとともに、相手を信頼して体重を背中に預けることがポイン

トです。

ペアで立ち上がることができたら、人数を増やして挑戦しました。

全員がタイミングを合わせないとなかなか立ち上がることができ

ません。おのずと声をかけ合って、タイミングをそろえようとす

る姿が見られました。

人間知恵の輪にもチャレンジしました。みんなで相談しながら知恵

の輪を解いていきます。つないだ手は離さないで、手の下を潜った

り、手の上をまたいだりします。自然と指示する声や仲間を気遣う

声があがっていました。チームワークの高まりを感じる場面でした。

このような学習を通して、更に学年としての絆を深めていくことを

期待しています。

自分の生き方を考える

2月6日(火) 1校時の道徳では、アニメ作品を基に自分の生き方

について考えました。

大切な友人や家族がいなくなることを知ったらどのように感じる

か、どのような行動を取るかについて考えた後、アニメのキャラ

クターの行動を視聴して考えを深めました。

授業の終末で、自分の今後の生き方に生かしていきたいことは何

かについて考えをまとめました。以下は生徒の考えです。

・日頃から感謝を伝えたい。

・家族に支えてもらっているから、支える側になる。

・心配させないようにする。

・後悔しないように毎日を大切に過ごす。

・自分を信じて過ごしたい。

・みんなといる時間を大切にしていきたい。

・誰かにとって大切な存在になれるような生き方をしたい。

・大切な人に感謝を伝えたい。

・今後の成長につながると考えたい。

仲間や家族への感謝や日常生活の大切さについて考えをまとめる

ことができました。今回の授業で学んだことを生かして、それぞ

れが理想的な生き方を追求していくことを期待しています。

調理実習

2月5日(月)4校時の家庭科の時間に、調理実習を行いました。

ハンバーグを作りました。玉ねぎを炒める、卵を混ぜる、ひき肉

をこねる等の工程を協力しながら、分担して行っていました。

黒板には調理の流れが図を交えながら分かりやすく書かれていま

した。

調味料はキッチンスケールを使って、丁寧に量ります。

完成したハンバーグです。付け合わせの彩りも良く、食欲をそそ

ります。給食と一緒においしくいただきました。

学んだことをぜひ家庭でも生かしてもらいたいです。

三宅島への帰路[みなかみ体験学習⑫]

新幹線で東京駅に向かいました。車内で群馬名物の鶏めしをいた

だきました。

竹芝桟橋に移動し、解散式を行いました。

引率者の話を聴き、次の目標に向けて動き出しそうとする意欲の

高まりを感じました。今回のみなかみ体験学習のスローガンであ

る「Go For It」にふさわしい解散式になりました。

学校での生活とは異なる環境の宿泊学習で、成長する場面が様々

見られ、成果が多くありました。一方、課題が浮き彫りになりま

した。

今後の学校生活で学年で協力して成果を更に伸ばすとともに、

課題について議論し、自分たちの力で克服することができる学年

になることを願っています。

22時30分発の船に乗り込みました。就寝すると早朝に三宅島に着

きます。

今回の学習を生かし、三宅中学校の中心としてリーダーシップを発

揮していくことを期待しています。

学習の機会をくださった三宅村教育委員会の皆様、誠にありがとう

ございました。

 

ありがとう、みなかみ町[みなかみ体験学習⑪]

スキー講習後、宿舎に戻り疲れを癒やしました。入浴後も生徒は

元気に過ごしていました。

様々な体験をして、多くのことを学んだみなかみ町とお別れのとき

です。上毛高原駅で仁田屋のご主人と女将さんに感謝の思いを伝

えました。

ご主人から三宅島に戻ったら、みなかみ町の魅力を家族や後輩へ

しっかりと伝えるという宿題をいただきました。

温かい心からのおもてなし、群馬の特産品をふんだんに使ったお

いしい食事、細やかな心遣いといった最高のホスピタリティを生

徒は存分に体感することができました。

三宅島に戻り、生徒は事後学習を通して、いただいた宿題にしっ

かりと向き合っていきます。

仁田屋の皆様、誠にありがとうございました。

感謝イベント[みなかみ体験学習⑩]

午前のスキー講習の後、昼食のおいしいラーメンを食べて体を芯

から温めました。

午後の講習では全員がロープトウやリフトを使って、斜面を滑り

降りてきました。

広いゲレンデを自由に滑ることができるようになり、生徒から自

然と笑みがこぼれます。

寒さや疲労に負けることなく、果敢に技術を高めようとする姿が

見られました。

講習終了後に2日間お世話になったインストラクターさんに全員で

お礼の言葉を述べました。

インストラクターさんからは雪の状態が良好ではない中で頑張った

こと、素直に話を聴いて真摯に受け止めようとする気持ち、仲間と

協力する姿勢についてとても素晴らしかったと伝えていただきまし

た。

そして、44年の歴史に今シーズンで幕を閉じる赤沢スキー場への

感謝イベントを実施しました。

三宅中学校ではこれまでに先輩方が赤沢スキー場でお世話になっ

てきました。その思いを一人一人が代弁して、感謝の思いを伝え

ました。

三宅島で生徒が作成した旗をお渡ししました。旗は閉館までの間、

ロッジに飾っていただきます。

赤沢スキー場の皆様と記念撮影を行いました。赤沢スキー場の皆

様、長年の間大変お世話になりました。

スキー講習最終日[みなかみ体験学習⑨]

みなかみ体験学習4日目の朝を迎えました。放送委員が呼びかけ

て、起床後すぐに廊下でラジオ体操をしました。スキー講習の最

終日の1日を元気に過ごすことができそうです。

昨晩2cm程度の積雪があり、ゲレンデの表面はさらさらとした雪

に覆われています。日中になり温かくなると、ゲレンデの状態が

良好になるとのことです。

生徒は前日の技術を確認しながら、さらに上達することを目指し

ます。

全員が全力で挑戦し、達成感を得て、スキーが楽しいと心から言

うことができることを期待しています。

紙芝居と民話[みなかみ体験学習⑧]

スキー講習後、宿舎に戻り冷えた体を温泉で温めました。温泉

の効能で疲労回復が期待できます。

入浴後はカードゲームに興じていました。自由時間にカードゲー

ムなどで親交を深めることができるのは宿泊行事ならではです。

夕食時は協力して配膳していました。ご飯をよそう、お水を注ぐ、

固形燃料に着火する、各卓へ運ぶというように分担して手際良く

作業していました。

食後は学年委員考案のレクです。山手線ゲームをしました。国名、

県名、3文字の言葉などのテーマで教員も交えて行い、とても白

熱しました。

本日の文化交流は「民話と紙芝居の家」で行いました。ほとんど

の生徒が紙芝居を実際に見るのは初めてで、絵やストーリーに関

心を向けて聴き入っていました。

のぞきからくりを見ている様子です。レンズ越しに情景を描いた

絵をのぞきます。ストーリーに応じて絵が変化していきます。

語り部から民話を聴きました。生徒はうなずいたり、笑い声を上

げたりしながら話に魅了されていました。生徒代表の言葉では、

三宅島の民話について知らないので戻ったら調べたいという発言

がありました。文化交流をして次の学びに向かうことができまし

た。

ご協力いただきました「民話と紙芝居の家」の皆様、誠にありが

とうございました。

午後のスキー講習[みなかみ体験学習⑦]

午後の講習ではロープトウを使って斜面を登り、滑走するグルー

プもありました。全員が止まる、曲がるといったスキーの基本的

な技能を身に付けることができました。

スキー講習1日目は全員が最後まで滑り続けました。真剣にイン

ストラクターさんの説明を聴き、素直に実行しようとする姿勢が

見られました。

終盤は気温が下がり、雪が舞ってきました。インストラクターさ

んから新雪だととても滑りやすく、技術が上達しやすいという説

明がありました。明日は新雪で滑ることができることを願ってい

ます。

本日の講習終了時にインストラクターさんから、真面目に取り組

む姿勢や全員の仲が良く協力していることについてお褒めの言葉

をいただきました。大変光栄なことです。

明日の講習では、スキーの技術を高めるとともに、学年としても

さらに成長することを期待しています。

スキー体験スタート[みなかみ体験学習⑥]

いよいよ待ちに待ったスキー体験のスタートです。暖冬の影響で

雪不足が心配でしたが、スキー場に到着するとゲレンデの雪景色

に生徒はとても感動している様子でした。

初めてスキーをするという生徒が多いですが、講習ではインスト

ラクターさんの丁寧な指導で、めきめき上達しています。

全員けがをすることなく、元気に滑っています。

昼食のカレーを食べて、午後の講習も集中して取り組むことがで

きそうです。

雪の中での集合写真です。三宅島とは異なる自然環境を全身で感じ

ています。

文化交流[みなかみ体験学習⑤]

大広間での夕食の様子です。ご飯やお水の配膳を協力して行って

いました。

湯葉、刺し身こんにゃく、ニジマス、ふきのとう、菊の花、上州

牛など三宅島ではなかなか食べることのできない食材に生徒は

大変喜んでいました。

夕食後は学年委員考案のレクです。本日はジェスチャーゲームを

して楽しみました。

三国館へ移動し、太々神楽と三国太鼓を鑑賞しました。

迫力のあるパフォーマンスに圧倒されました。また、生徒は三宅

島の伝統的な行事や太鼓などと比較しながら鑑賞していました。

ご協力いただきました御神楽保存会、でんでこ座三国太鼓の皆様

誠にありがとうございました。

伝統的な手作り体験[みなかみ体験学習④]

上毛高原駅で下車し、宿泊地である猿ヶ京温泉の仁田屋さんへ向

かいます。

今日は3月頃の気温ということで、想像していたよりも寒くはな

く、生徒は安心した様子でした。

今日から3日間お世話になります。

ご主人が温かく出迎えてくださいました。

その後、徒歩でまんてん星の湯に移動して昼食をとりました。上

州麦豚を使ったとんかつに舌鼓を打ちました。その土地ならでは

のものを食すことは宿泊行事の醍醐味です。

たくみの里では二つの伝統的な手作り体験を行いました。はじめ

は陶芸体験です。土の感触を感じながら、思い思いの作品を完成

させました。作品に個性がとても出ていました。

この後、乾燥や窯焼きの工程を経て、後日三宅中学校に郵送で届

く予定です。

次に藍染め体験をしました。同じ柄で染めても、加工の工程で少

しずつ違いが生まれてオリジナルの作品ができあがりました。

生徒は体験を通して、伝統的な手作りの良さについて考えるきっ

かけになりました。まだまだ体験は続きます。学んだことを自分

の糧にすることを期待しています。

2日目スタート[みなかみ体験学習③]

みなかみ体験学習2日目がスタートしました。

放送委員が起床担当です。今日はノックをして、爽やかな挨拶で

起床を促していました。

朝食の号令は保健給食委員です。今日の体験に向けて意気込みを

語っていました。

実行委員が中心となって島嶼会館の方に感謝の思いを言葉で伝え

ました。

山手線で移動し、東京駅から新幹線に乗り込みます。

三宅島と比べると東京の朝は少し肌寒かったです。果たしてみな

かみ町の気温はどうでしょうか。

1日目終了[みなかみ体験学習②]

みなかみ体験学習1日目の様子をお伝えします。

船内での夕食はお弁当です。保健給食委員が「いただきます」の

号令をかけました。

キャリーケースを机がわりにしています。

夕食後、学年全員が一つの部屋に集まり、学年委員考案の学年レ

クを実施しました。本日は、クイズ大会でした。

明日以降も夕食後に学年レクが用意されています。どのような企

画かとても楽しみです。

その後、甲板に出て東京湾をバックに集合写真を撮りました。東

京湾の夜景に引けを取ることがないくらい笑顔が輝いていました。

宿泊先の島嶼会館に到着です。明日からのみなかみ町での体験に

備えてしっかりと英気を養います。

室長会議では、教員や看護師の方の話をメモしながら聴いていま

した。部屋に戻り、確認事項を班員に伝達することができました。

明日は挨拶や周囲への気配りなどを今日以上に徹底して行うこと

で、深い学びに到達することを期待しています。

いざ、みなかみ[みなかみ体験学習①]

1月30日(火)から、みなかみ体験学習が始まりました。

出帆港に到着後、出発式を行いました。加藤教育長からみなかみ

町と三宅島のつながりついての話がありました。そのつながりを

しっかりと受け継ぎ、様々な体験活動を通して学びを深めていく

ことができるようにします。

出発にふさわしいとても穏やかな気候で、保護者の方が大勢お見送

りに来てくださいました。

船内では和やかに過ごしています。竹芝桟橋に到着後、島嶼会館

に宿泊し、明日みなかみ町に新幹線で向かう予定です。

3泊5日の学習を通して、みなかみ町の文化に触れるとともに、

学年の仲間との絆を深めることを期待しています。

コトコの涙

今回の道徳のテーマは「人と分かり合えるために」です。

第2学年の生徒は、保育園、小学校、中学校と長い時間を一緒に過ごして

きた仲間です。お互いの性格や人柄が十分に分かっていると思います。

しかし、学校生活を共に過ごしていく中で分かり合えないことや意見が

ぶつかってしまうことがあります。どのようなことで友達と分かり合え

なかったか、過去を振り返り考える時間を取りました。

 

 

 

 

 

 

今回の道徳の内容は、主人公のコトコが老人ホームでボランティア活動に

参加する物語です。施設を利用している高齢者の方に自分の思いや考えを

伝え行動に移しますが、高齢者の方はなかなか喜んでくれません。

施設の介護士さんとの活動の中で、自分のよかれと思ってやっていることは

相手にとって良いことではないことを知りました。他人と分かり合えるために

大切なことについてボランティア活動を通して学んでいく物語でした。

 

 

 

 

 

 

生徒は今回の道徳の内容で、「人と分かり合えるために」どのようなことが

必要か考えを深めました。以下は生徒の意見です。

・相手のことを考え行動することが大切。

・相手の気持ちや様子を十分に尊重する。

・相手のことをよく知り、理解することが大切。

・相手の大事にしていることや考え方を理解する。

・相手に対し失礼ではないか考えながら接する。

・自分の考えだけではなく、相手はどう思っているのかを考えながら行動する。

・自分の意見を一方的に伝えない。

・相手に寄り添う。

 これから様々な人と出会い、一緒に生活していく中で、今日の道徳の学習で

学んだ道徳的思考を生かしてほしいと思います。

きいちゃん

今回の題材で出てくる登場人物のきいちゃんは、幼い頃に高熱を出し、

手足が思うように動かなくなってしまいます。

きいちゃんのお姉さんの結婚式が行われる際に、きいちゃんはお母さんから

「結婚式に出ないでほしい」と言われます。きいちゃんはその言葉を聞いて

「生まれてこなければよかった」と言い、激しく泣きました。

このときの、きいちゃんの気持ちを考えました。以下は生徒の意見です。

・お母さんに大切にされているか分からない。

・私のことを他の人に知られるのが恥ずかしいの?

・姉のことばかりで、私は優先されない。

 

 

 

 

 

 

きいちゃんときいちゃんの通う学校の先生は、お姉さんのために浴衣を縫うことにしました。

結婚式当日に、お姉さんは浴衣を着て「妹は私の誇りです」と言いました。きいちゃんは

生まれてきたことに意味を感じ、お母さんに「生んでくれてありがとう」と伝えました。

家族の大切さを考えさせられる題材でした。

 

 

 

 

 

 

家族はかけがえのない大事な存在です。家族の支えがあって、中学校生活が送れていることを

生徒も実感できたと思います。以下は生徒の意見です。

・家族と助け合って生きていく。

・家族が困っているときこそ、そばにいてあげたい。

・家族のことを考えた言動をする。

・思いやりをもつ。

・感謝の気持ちを忘れない。

・家族との毎日の時間を大切にする。

家族の存在があっての自分が存在していることを忘れずに、学校生活を全力で送ってくれることを

期待しています。

みなかみ中学校×三宅中学校 文化交流

1月19日(金)6校時にみなかみ町立みなかみ中学校の第2学年

生徒とWEB会議システムを活用して文化交流を行いました。

第1学年の郷土理解学習、第2学年の産業学習での体験や活動を

基に、スライドにまとめプレゼンテーションしました。

三宅島の特産品について解説しました。特にアシタバの説明では、

みなかみ中学校の生徒は食べたことがないということで興味深く

聴いている様子でした。

全校生徒数や校舎の外観など、三宅中学校について説明しました。

中学校の校舎からクジラが見えることを紹介すると、みなかみ

中学校の生徒からどよめきが起こりました。

練習の成果を発揮して、「三宅島観光大使」として三宅島の魅力

を発信・提案することができました。

みなかみ中学校の生徒の、群馬県、みなかみ町、みなかみ中学校に

関するプレゼンテーションがありました。

三宅中学校の生徒はこれから行くみなかみに思いを馳せながら、

真剣に聴いていました。

プレゼンテーションの最後に校歌がYouTubeに掲載されているこ

とについて紹介がありました。そして、そのYouTubeに合わせて

歌唱を披露してくれました。

質疑応答では、みなかみ中学校の生徒から三宅中学校の校歌を聴

きたいというリクエストがありました。

それに応えて即興アカペラで校歌を歌いました。

みなかみ中学校の生徒の「三宅島に川はありますか」、「ショッピング

モールやファーストフード店はありますか」に対し、「ありません」

と回答すると、みなかみ中学校の生徒は大変驚いている様子でした。

三宅中学校の生徒が冬の気温について質問すると、「マイナス4度」

という回答でした。三宅中学校の生徒も驚きを隠せません。

このように、オンライン交流ではありますが、三宅島と異なる文

化に触れて、みなかみに対するイメージを膨らませることができ

ました。

今回の経験を基に、みなかみ体験学習では三宅島と異なる文化を

肌で感じ、学びを深めていくことを期待しています。

ご協力いただいたたみなかみ中学校の皆様、誠にありがとうござ

いました。

日本のことどのくらい知っていますか?

日本人の有給取得率は3年連続最下位となっています。日本人は「勤勉」という言葉で

正当化していますが、日本人は休むという行為に様々な考えをもっていることを

聞いた生徒は日本人の働きすぎについて少し驚いていました。

また、他国と比べて「もっと休めばいいのに」や「休める制度が必要」等の意見が出ていました。

 

 

 

 

 

 

今回の道徳の内容は、主人公の知子が海外派遣生としてニュージーランドを訪れ

ホームステイをし、ホームステイ先で出会ったソニアとの物語です。

ソニアから知子の生まれ育った日本について、様々な質問をされますが

知子は曖昧な回答しかすることができません。ソニアはそんな知子を見て

「自分の国のこと知らないなんて、恥ずかしいことだとは思わない?」と言います。

知子はソニアとの出会いをきっかけに日本について真剣に考えることにしました。

 

第2学年の生徒たちは日本についてどのくらい知っているのでしょうか。

「政治について」、「奈良の世界遺産について」、「箸の文化」について

知っていることをまとめ、班で共有しました。

主人公の知子のように、第2学年の生徒も日本について深く知ることは

できていないことが分かったようです。

 

 

 

 

 

 

最後に日本にどのような伝統文化があり、日本の伝統文化を伝えていくためにできることについて

考えを深めました。以下は生徒の意見です。

【日本の伝統文化】

・お正月 ・初詣 ・日本食 ・武道 ・漫画やアニメ

・着物 ・礼儀作法 ・日本語(漢字、ひらがな) 等

【伝統文化を伝えていくために】

・日本のことをもっと知って、正しい情報を伝えていきたい。

・日常生活で日本のいいところを見つける。

・自分の興味があることから知っていく。

・日本の様々な伝統文化を体験をする。

・伝統文化について調べる。

・SNSで発信する。

・日本人の当たり前を継続していく。

 

日本の良いところを見つけ、伝えていく、改善していく力を身に付けていってほしいと思います。

今年の抱負

1月11日(木)6校時に第2学年の生徒一人一人が今年の抱負を語りました。

また、今年の抱負に関連付けて、一人一人が色紙に漢字1文字を書きました。

生徒たちの口からは「受験に向けて」、「最上級生として」、「3年生になる」等の

来年度を見据えた言葉が多く出ていました。少しずつ意識の変化が見えてきて

います。2年生の3学期は、3年生の0学期。3学期が充実した3年生への

準備期間にできることを期待しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〇〇月間

中央委員会で協議し、後期から各専門委員会が主導して学校全体

で「〇〇月間」という取組をスタートしました。

今月は「保健月間」です。

健康的な生活を送ることができるように、各専門委員会が考えた

活動を計画的に行います。

学年委員会では、週末の朝学習の時間を使って、ストレッチを実

施しています。1週間の疲れがたまった身体をほぐすことを目的

としています。

学年委員の生徒が前に出て、ストレッチの見本を示していました。

第2学年の生徒が専門委員会の委員長を務めています。委員長の

みならず、第2学年の生徒が中心となって「〇〇月間」の取組を

推進できるようにしていきます。

この取組を通して、各専門委員会の活動の活発化や委員会同士の

連携強化を図り、生徒会活動の更なる発展を期待しています。

最近の2年生

【マラソン大会】

12月16日(土)、天気が心配されましたが、マラソン大会を実施しました。

11月末から持久走の授業が始まり、当日に向けて負荷をかけた練習を積んできました。

当日は、全員がそれぞれの距離を完走しました。

 

 

 

 

 

 

【生徒朝礼】

12月19日(火)の生徒朝礼では、各委員会から生徒会が設定した保健月間の

各委員会の取組について説明をしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

生徒会役員からは、八丈島と式根島の中学校とのオンライン交流について

活動報告をしました。他校の取り組みを受けて、三宅中学校がより良い学校に

なるために生徒会を中心に各委員会と協力して学校を作っていってほしいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2学期も残り数日となりました。2年生の3学期は3年生への0学期とよく言われます。

2年生が中心となり、学校を動かしていくための良い準備期間にしてほしいです。

インターネット上の責任

12月12日(火)1校時の道徳では、「ネット将棋」という教材を基に、

インターネット上の責任について考えました。

導入で生徒は教員手製のマグネット教材で将棋を体験しました。

将棋では勝負が決する前に投了の意思表示をします。主人公は

「ネット将棋」で負けそうになると、無断でログアウトしてし

まいます。

インターネットでは、相手の顔が見えないので、相手のことを

考えずに自分本位の行動をしていまうことが多々あります。

生徒はインターネット上の責任について考えをまとめました。

次は生徒の考えです。

・相手が見えないから、無責任に中断するのは相手に失礼。

・インターネットだとしても、リアルだとしても相手のことを

 考える。

・互いに顔は見えなくても人間だということは変わらない。

・インターネット上でも言動を気を付ける。

・顔が見えないからといって人が嫌がることはしない。

・自分の言動に責任をもつ。

・匿名だから何をしてもよいというわけではない。

・インターネット上の対戦やゲームなどでも挨拶をしたり、

 お礼を言ったりすることが大切。

・インターネット上でも礼儀を忘れてはいけない。

・インターネット上でも公平な戦いができれば互いに良い気持

 ちになる。

今回の学習を基に、インターネットを使用する際の言動について

改めて考え、責任をもってインターネットを効果的に活用するこ

とを期待しています。

森の再生

12月5日(火)1校時の道徳では、「よみがえれ、えりもの森」という

教材を基に、自然環境を守ることについて考えました。

えりも地区の海岸林は、明治時代の開拓による森林の伐採や家畜

の放牧のため荒廃し砂漠化してしまいました。このように人為的

に豊かな自然を失います。

かつてえりも地区では昆布が特産品でした。砂や土が海に流れ出

たため、昆布も採れなくなります。

そこで、漁師の人々が森林の再生を目指し立ち上がります。長年

のときをへて、海には魚が戻り昆布もよみがえりました。しかし、

えりもの人々の森づくりに終わりはありません。

人為的か自然によるものかの差はあれど、三宅島では噴火や土砂

の影響で緑が失われた場所があります。そのため生徒は今回のテーマ

についてとても主体的に学習に取り組む様子が見られました。

生徒は自然とどのように関わっていくことが大切かについて考え

をまとめました。

次は生徒の考えです。

・自然のためになる社会や環境を作っていきたい。

・植樹などのイベントがあったら参加する。

・生き物を大切にする。

・他人事と思わず、自分もその一人であるという意識をもつ。

・全てのことに少しずつ配慮することが大切。

・いつ見ても、誰が見ても三宅島の自然は美しいと感じてもらえる

 ようにする。

・自然の大切さを未来に伝えていかなければならない。

・自然をつないでいくことを考えて三宅島の伝統と共に守る。

授業の終末部で「森は海の恋人」という動画を見ました。豊かな

海や川を保つためには豊かな森が必要という内容です。森に降った

雨はきれいで栄養を豊富に含んだ水になり、そして海へ流れ出ます。

自然はつながっているということを考えることができました。

今回の学習を基に、広い視野で日本や世界の自然環境、そして身近

な視点で三宅島の豊かな自然を守る意識が高まることを期待してい

ます。

小中高合同マラソン大会に向けて

第2学年の体育の授業で小中高合同マラソン大会に向けた授業が

スタートしました。

今日の授業では、ウォーミングアップのときから全員で大きな声

を出して意欲的に取り組んでいました。

授業後半の10分間走では生徒同士で応援の声が飛び交っていました。

第2学年の生徒全員で行事を成功させようとする姿勢が見られました。

持久力や連帯感を高めて小中高合同マラソン大会本番を迎えること

を期待しています。

思いやり

11月28日(火)1校時の道徳では、「夜のくだもの屋」という教材を基に、

思いやりについて考えました。

合唱コンクールの練習で遅くなる「少女」は、暗い帰り道を他の店より

遅くまで営業しているくだもの屋の明かりを支えにしながら帰ります。

ある日、「少女」は友達のお見舞いの品を買うために、くだもの屋に

寄りました。すると、中から自分が下校中に口ずさんでいた歌が聞こえて

きました。のれんから出てきた店の女性は「暗い夜道を帰るのはさぞ心細い

だろう。せめてうちの店の明かりだけでもつけといてあげれば。」ということ

を「少女」に伝えます。

「少女」はくだもの屋の明かりが温かく見えていた理由を知ります。

「少女」がくだもの屋の明かりがついていた理由を知ったときの

気持ちと、くだもの屋の女性がなぜ明かりをつけていたのかについて

ペアで考えて、意見を共有しました。

授業の終末に、人の思いやりに気付くためにどのようなことが大切

かについて考えをまとめました。

次は生徒の考えです。

・毎回感謝をして過ごすことが大切。

・自分から助けようとする気持ちを常にもつこと。

・当たり前について改めて考える。

・自分も相手に対して思いやりの気持ちをもつ。

・感謝の気持ちを小さなことでも返していく。

・当たり前となっている日々に感謝していくことが大切。

 

今回の学習を基に、学年全体で思いやりの輪をつなげて

何事にも感謝して過ごしていくことを期待しています。

みなかみ体験学習~事前学習①~

第2学年の宿泊行事は群馬県みなかみ町にて、郷土芸能やスキー体験学習を行います。

本日1校時にみなかみ体験学習の事前学習①を行いました。

みなかみ町とはどのような場所か。実際に訪れる場所や体験する内容について、教員から

説明をしました。三宅島では体験できないなみなかみ町のスポーツや文化を存分に感じて

学びを深めていってほしいと思います。

 

 

 

 

 

 

今回の宿泊行事では、実行委員会を設定し当日までの事前学習や事後学習、3泊5日のルール決め

等を生徒主体で進めていきます。

スキー体験でお世話になっている赤沢スキー場が今年で閉館になることから、三宅中学校として

感謝イベントを実施することになっています。本日は感謝イベント内容について、第2学年全員で

内容を考えました。当日のイベントについては後日学年日記・学年便りでお伝えいたします。

 

 

 

 

 

 

充実した体験学習になるように、事前学習に力を入れて取り組んでいきます。

2学期 期末考査に向けて

第2学年では2学期 期末考査に向けて朝学習をデザインしようという取組を

11月13日(月)~17日(金)に行いました。1学期 期末考査よりも点数アップを目標に

それぞれの班がクイズ形式で問題を出したり、テスト範囲表から予想問題を作成

したりなど様々な取組を行いました。

 

 

 

 

 

 

2学期 期末考査前日の今朝の朝学習では、自主学習に意欲的に取り組んでいました。

 

 

 

 

 

 

1校時では進路学習に取り組みました。中学卒業後の進路にはどのような種類があるのかや

高校進学のための入試制度や内申点の計算方法などをワークシートを使って学習しました。

 

 

 

 

 

 

2年生も後半に差しかかり、来年度のことを少しづつ考える時期になってきました。

ぜひ、この機会に自分の進路について考える時間を作ってほしいと思います。

2学期の期末考査などの定期考査や日々の授業に全力で取り組むことで、自分の進む道は

切り開けていくと思います。頑張れ2年生!!

海と空~樫野の人々~

11月14日(火) 1校時 道徳

三宅中学校の生徒は、小学生のときに長野県伊那市高遠町に宿泊学習に行っています。

それは江戸時代、大奥の女中だった江島と歌舞伎役者の生島新五郎の悲恋

「絵島生島事件」によって、絵島は高遠に、生島は三宅島に流されたことが縁となり

これまでも交流が途絶えていません。

 

 

 

 

 

 

本時の道徳は、1985年にイラン・イラク戦争のさなか、イラン在中の日本人をトルコ政府が

救援のために飛行機を出してくれたことに疑問をもった男性の話です。

なぜトルコは自国民だけを優先せずに、日本人を助けてくれたのか。

それは、エルトゥールル号遭難事件に日本人が大きく関わっていることからです。

1890年、和歌山県にある樫野の人々は遭難したエルトゥールル号の乗組員69人を助け、

自分たちの食料を全て乗組員のために献上しました。その後、乗組員は無事にトルコに

帰ることができました。

誰かを助けたいという思いが両国の人々を動かしたのです。100年以上たった今でも交流が続いています。

三宅島と高遠町のように長い歴史が今も忘れられることなく次の世代に受け継がれています。

以下は生徒が学習プリントに書いた意見です。

 ・地域の人たちや友達との関係を続けていきたい。

・言語は伝わらなくても、助け合いは忘れない。

・困っている人がいたら助ける! 過去は関係ない。

・歴史があってこその今があることを忘れない。

・良いことは巡り巡って自分に返ってくる。

・助け合いの精神を忘れない。

・仲良くする。

 

第2学年の生徒も、全員が助け合いの気持ちを持ち、行事、委員会活動などに取り組んでくれる

ことを期待しています。 

○○月間

本日の生徒朝礼では、新たな取組について生徒会役員から説明が

ありました。それは「○○月間」です。

新生徒会が新たに取り組む活動であり、生徒会役員会が設定した

○○月間について、各委員会でできることを考え、実施していくと

いう活動です。今月は「読書月間」です。

生徒会役員からの説明後に各員会から取組内容に向けての発表が

ありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

既存の委員会活動だけでなく、生徒たちが目的意識をもって

委員会独自の活動を主体的に進めていってほしいと思います。

また、全校生徒が読書に親しみ、様々な知識や考え方、判断力・

創造力等を養ってほしいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

恋と友情

11月7日(火)1校時の道徳では、「恋する涙」という教材を基に、

友情と恋について考えました。

教材の主人公である「私」は友達と同じ人を好きになりました。

ある日、友達は「私」にその彼から「好きだ」と言われたことを

打ち明けます。

友達とその彼が一緒に帰るところや、二人で楽しそうにしている

ところを見る度に「私」のその彼への恋心は募っていきます。

しかし、友達がその彼と別れたことを知ると同時に、「私」の

その彼への恋心も潮が引くように冷めてしまうのです。

「私」の気持ちが冷めてしまった心情を理解できるかどうかに

ついて理由とともに考えました。生徒の考えが分かれたので、

紹介します。

 

「分かる」と考えた生徒の理由は次のとおりです。

・元々それほど好きではなかったことに気付いたから。

・一度諦めたから。

・冷静に考えると、どこが好きだったのか分からなくなったから。

 

「分からない」と考えた理由は次のとおりです。

・自分の気持ちはそのことで左右されないから。

・友達が別れたことが冷めるきっかけにはならないから。

 

「どちらとも言えない」と考えた理由は次のとおりです。

・もっと友達を応援したいから。

・友達が別れたからチャンスとまでは思わない。

 

友情と恋とでジレンマが生じる場面から多様な考えが出てました。

それを共有して考えを深めることができました。

授業の終末に、他者とより良い関係を築くために、必要なことや

大切なことについて考えをまとめました。

次は生徒の考えです。

・急ぎすぎず、ゆっくり仲良くなる。

・一度気持ちの整理する。

・心にゆとりをもつ。

・自分の考えを伝え、相手の考えも聴くことが大切。

・適切な距離感を保つ。

・相手の気持ちを段階的に理解していくことが大切。

・周りから見たらどうだろうと考えてみることが大切。

・相手の気持ちを考える。互いに考え合う。

 

中学生は悩みや葛藤を経験しながら、人間関係を深めていくこと

が増えてくる年代です。

今回の学習を基に、学校生活でお互いを受け入れ合いながら

友情や信頼関係を築いていくことを期待しています。 

計画力・実行力

11月6日(月)1校時は、期末考査に向けて学習計画を立てました。

2週間後に迫った期末考査。今回は9教科の試験となります。

各教科の試験範囲や提出物の一覧が生徒たちに配られています。

生徒一人一人がいつまでに何を学習するかを計画していました。

担任からは、計画するだけではなく、しっかり実行し振り返ることの

大切さについても助言がありました。

 

 

 

 

 

 

11月2日(木)は実力テスト、11月10日(金)は村学力調査、期末考査は11月21日(火)、

22日(水)、24日(金)と2年生は試験がたくさんある11月となります。

試験は受けて終わりではなく、振り返り・見直しをしっかり行い、次のテストに

つなげてほしいと思います。