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2024年1月の記事一覧

文化交流[みなかみ体験学習⑤]

大広間での夕食の様子です。ご飯やお水の配膳を協力して行って

いました。

湯葉、刺し身こんにゃく、ニジマス、ふきのとう、菊の花、上州

牛など三宅島ではなかなか食べることのできない食材に生徒は

大変喜んでいました。

夕食後は学年委員考案のレクです。本日はジェスチャーゲームを

して楽しみました。

三国館へ移動し、太々神楽と三国太鼓を鑑賞しました。

迫力のあるパフォーマンスに圧倒されました。また、生徒は三宅

島の伝統的な行事や太鼓などと比較しながら鑑賞していました。

ご協力いただきました御神楽保存会、でんでこ座三国太鼓の皆様

誠にありがとうございました。

伝統的な手作り体験[みなかみ体験学習④]

上毛高原駅で下車し、宿泊地である猿ヶ京温泉の仁田屋さんへ向

かいます。

今日は3月頃の気温ということで、想像していたよりも寒くはな

く、生徒は安心した様子でした。

今日から3日間お世話になります。

ご主人が温かく出迎えてくださいました。

その後、徒歩でまんてん星の湯に移動して昼食をとりました。上

州麦豚を使ったとんかつに舌鼓を打ちました。その土地ならでは

のものを食すことは宿泊行事の醍醐味です。

たくみの里では二つの伝統的な手作り体験を行いました。はじめ

は陶芸体験です。土の感触を感じながら、思い思いの作品を完成

させました。作品に個性がとても出ていました。

この後、乾燥や窯焼きの工程を経て、後日三宅中学校に郵送で届

く予定です。

次に藍染め体験をしました。同じ柄で染めても、加工の工程で少

しずつ違いが生まれてオリジナルの作品ができあがりました。

生徒は体験を通して、伝統的な手作りの良さについて考えるきっ

かけになりました。まだまだ体験は続きます。学んだことを自分

の糧にすることを期待しています。

2日目スタート[みなかみ体験学習③]

みなかみ体験学習2日目がスタートしました。

放送委員が起床担当です。今日はノックをして、爽やかな挨拶で

起床を促していました。

朝食の号令は保健給食委員です。今日の体験に向けて意気込みを

語っていました。

実行委員が中心となって島嶼会館の方に感謝の思いを言葉で伝え

ました。

山手線で移動し、東京駅から新幹線に乗り込みます。

三宅島と比べると東京の朝は少し肌寒かったです。果たしてみな

かみ町の気温はどうでしょうか。

1日目終了[みなかみ体験学習②]

みなかみ体験学習1日目の様子をお伝えします。

船内での夕食はお弁当です。保健給食委員が「いただきます」の

号令をかけました。

キャリーケースを机がわりにしています。

夕食後、学年全員が一つの部屋に集まり、学年委員考案の学年レ

クを実施しました。本日は、クイズ大会でした。

明日以降も夕食後に学年レクが用意されています。どのような企

画かとても楽しみです。

その後、甲板に出て東京湾をバックに集合写真を撮りました。東

京湾の夜景に引けを取ることがないくらい笑顔が輝いていました。

宿泊先の島嶼会館に到着です。明日からのみなかみ町での体験に

備えてしっかりと英気を養います。

室長会議では、教員や看護師の方の話をメモしながら聴いていま

した。部屋に戻り、確認事項を班員に伝達することができました。

明日は挨拶や周囲への気配りなどを今日以上に徹底して行うこと

で、深い学びに到達することを期待しています。

いざ、みなかみ[みなかみ体験学習①]

1月30日(火)から、みなかみ体験学習が始まりました。

出帆港に到着後、出発式を行いました。加藤教育長からみなかみ

町と三宅島のつながりついての話がありました。そのつながりを

しっかりと受け継ぎ、様々な体験活動を通して学びを深めていく

ことができるようにします。

出発にふさわしいとても穏やかな気候で、保護者の方が大勢お見送

りに来てくださいました。

船内では和やかに過ごしています。竹芝桟橋に到着後、島嶼会館

に宿泊し、明日みなかみ町に新幹線で向かう予定です。

3泊5日の学習を通して、みなかみ町の文化に触れるとともに、

学年の仲間との絆を深めることを期待しています。

コトコの涙

今回の道徳のテーマは「人と分かり合えるために」です。

第2学年の生徒は、保育園、小学校、中学校と長い時間を一緒に過ごして

きた仲間です。お互いの性格や人柄が十分に分かっていると思います。

しかし、学校生活を共に過ごしていく中で分かり合えないことや意見が

ぶつかってしまうことがあります。どのようなことで友達と分かり合え

なかったか、過去を振り返り考える時間を取りました。

 

 

 

 

 

 

今回の道徳の内容は、主人公のコトコが老人ホームでボランティア活動に

参加する物語です。施設を利用している高齢者の方に自分の思いや考えを

伝え行動に移しますが、高齢者の方はなかなか喜んでくれません。

施設の介護士さんとの活動の中で、自分のよかれと思ってやっていることは

相手にとって良いことではないことを知りました。他人と分かり合えるために

大切なことについてボランティア活動を通して学んでいく物語でした。

 

 

 

 

 

 

生徒は今回の道徳の内容で、「人と分かり合えるために」どのようなことが

必要か考えを深めました。以下は生徒の意見です。

・相手のことを考え行動することが大切。

・相手の気持ちや様子を十分に尊重する。

・相手のことをよく知り、理解することが大切。

・相手の大事にしていることや考え方を理解する。

・相手に対し失礼ではないか考えながら接する。

・自分の考えだけではなく、相手はどう思っているのかを考えながら行動する。

・自分の意見を一方的に伝えない。

・相手に寄り添う。

 これから様々な人と出会い、一緒に生活していく中で、今日の道徳の学習で

学んだ道徳的思考を生かしてほしいと思います。

きいちゃん

今回の題材で出てくる登場人物のきいちゃんは、幼い頃に高熱を出し、

手足が思うように動かなくなってしまいます。

きいちゃんのお姉さんの結婚式が行われる際に、きいちゃんはお母さんから

「結婚式に出ないでほしい」と言われます。きいちゃんはその言葉を聞いて

「生まれてこなければよかった」と言い、激しく泣きました。

このときの、きいちゃんの気持ちを考えました。以下は生徒の意見です。

・お母さんに大切にされているか分からない。

・私のことを他の人に知られるのが恥ずかしいの?

・姉のことばかりで、私は優先されない。

 

 

 

 

 

 

きいちゃんときいちゃんの通う学校の先生は、お姉さんのために浴衣を縫うことにしました。

結婚式当日に、お姉さんは浴衣を着て「妹は私の誇りです」と言いました。きいちゃんは

生まれてきたことに意味を感じ、お母さんに「生んでくれてありがとう」と伝えました。

家族の大切さを考えさせられる題材でした。

 

 

 

 

 

 

家族はかけがえのない大事な存在です。家族の支えがあって、中学校生活が送れていることを

生徒も実感できたと思います。以下は生徒の意見です。

・家族と助け合って生きていく。

・家族が困っているときこそ、そばにいてあげたい。

・家族のことを考えた言動をする。

・思いやりをもつ。

・感謝の気持ちを忘れない。

・家族との毎日の時間を大切にする。

家族の存在があっての自分が存在していることを忘れずに、学校生活を全力で送ってくれることを

期待しています。

みなかみ中学校×三宅中学校 文化交流

1月19日(金)6校時にみなかみ町立みなかみ中学校の第2学年

生徒とWEB会議システムを活用して文化交流を行いました。

第1学年の郷土理解学習、第2学年の産業学習での体験や活動を

基に、スライドにまとめプレゼンテーションしました。

三宅島の特産品について解説しました。特にアシタバの説明では、

みなかみ中学校の生徒は食べたことがないということで興味深く

聴いている様子でした。

全校生徒数や校舎の外観など、三宅中学校について説明しました。

中学校の校舎からクジラが見えることを紹介すると、みなかみ

中学校の生徒からどよめきが起こりました。

練習の成果を発揮して、「三宅島観光大使」として三宅島の魅力

を発信・提案することができました。

みなかみ中学校の生徒の、群馬県、みなかみ町、みなかみ中学校に

関するプレゼンテーションがありました。

三宅中学校の生徒はこれから行くみなかみに思いを馳せながら、

真剣に聴いていました。

プレゼンテーションの最後に校歌がYouTubeに掲載されているこ

とについて紹介がありました。そして、そのYouTubeに合わせて

歌唱を披露してくれました。

質疑応答では、みなかみ中学校の生徒から三宅中学校の校歌を聴

きたいというリクエストがありました。

それに応えて即興アカペラで校歌を歌いました。

みなかみ中学校の生徒の「三宅島に川はありますか」、「ショッピング

モールやファーストフード店はありますか」に対し、「ありません」

と回答すると、みなかみ中学校の生徒は大変驚いている様子でした。

三宅中学校の生徒が冬の気温について質問すると、「マイナス4度」

という回答でした。三宅中学校の生徒も驚きを隠せません。

このように、オンライン交流ではありますが、三宅島と異なる文

化に触れて、みなかみに対するイメージを膨らませることができ

ました。

今回の経験を基に、みなかみ体験学習では三宅島と異なる文化を

肌で感じ、学びを深めていくことを期待しています。

ご協力いただいたたみなかみ中学校の皆様、誠にありがとうござ

いました。

日本のことどのくらい知っていますか?

日本人の有給取得率は3年連続最下位となっています。日本人は「勤勉」という言葉で

正当化していますが、日本人は休むという行為に様々な考えをもっていることを

聞いた生徒は日本人の働きすぎについて少し驚いていました。

また、他国と比べて「もっと休めばいいのに」や「休める制度が必要」等の意見が出ていました。

 

 

 

 

 

 

今回の道徳の内容は、主人公の知子が海外派遣生としてニュージーランドを訪れ

ホームステイをし、ホームステイ先で出会ったソニアとの物語です。

ソニアから知子の生まれ育った日本について、様々な質問をされますが

知子は曖昧な回答しかすることができません。ソニアはそんな知子を見て

「自分の国のこと知らないなんて、恥ずかしいことだとは思わない?」と言います。

知子はソニアとの出会いをきっかけに日本について真剣に考えることにしました。

 

第2学年の生徒たちは日本についてどのくらい知っているのでしょうか。

「政治について」、「奈良の世界遺産について」、「箸の文化」について

知っていることをまとめ、班で共有しました。

主人公の知子のように、第2学年の生徒も日本について深く知ることは

できていないことが分かったようです。

 

 

 

 

 

 

最後に日本にどのような伝統文化があり、日本の伝統文化を伝えていくためにできることについて

考えを深めました。以下は生徒の意見です。

【日本の伝統文化】

・お正月 ・初詣 ・日本食 ・武道 ・漫画やアニメ

・着物 ・礼儀作法 ・日本語(漢字、ひらがな) 等

【伝統文化を伝えていくために】

・日本のことをもっと知って、正しい情報を伝えていきたい。

・日常生活で日本のいいところを見つける。

・自分の興味があることから知っていく。

・日本の様々な伝統文化を体験をする。

・伝統文化について調べる。

・SNSで発信する。

・日本人の当たり前を継続していく。

 

日本の良いところを見つけ、伝えていく、改善していく力を身に付けていってほしいと思います。

今年の抱負

1月11日(木)6校時に第2学年の生徒一人一人が今年の抱負を語りました。

また、今年の抱負に関連付けて、一人一人が色紙に漢字1文字を書きました。

生徒たちの口からは「受験に向けて」、「最上級生として」、「3年生になる」等の

来年度を見据えた言葉が多く出ていました。少しずつ意識の変化が見えてきて

います。2年生の3学期は、3年生の0学期。3学期が充実した3年生への

準備期間にできることを期待しています。