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2024年2月の記事一覧

オーストリアのマス川

三宅島と言えば、釣りの楽園とも言われるほど魚影が濃く

年間を通して様々な魚と出会うことができます。

私も釣りが趣味で毎週休日は釣り三昧の日々を送っています。

そんな釣りにも様々な場所で様々な釣り方があります。

その中の一つに、エリアトラウト・ネイティブトラウトという釣法があります。

主に渓流に生息しているヤマメやイワナ、ニジマス等を狙うこの釣りは

非常に難易度が高く、釣果がなかなか上がらないのが特徴です。

今回の道徳の題材は、オーストリアにあるシュバルッア川で釣りをする主人公の

物語です。この川にはニジマスやカワマス、グレーリングといった魚がいますが

釣りをするにあたって規則があります。①持ち帰っていい魚は魚によって大きさが

決められていること、②釣りをしていい期間が決まっていることです。

主人公はグレーリングを釣ることに成功しますが、①と②の規則を破っていたことに

気付きます。主人公は渋々魚をリリースすることになりました。

もし、自分が主人公の立場ならどうするか?生徒たちに問いかけると9割の生徒が

放流する。1割の生徒が放流しないと意見が分かれました。

 

 

 

 

 

 

今回の教材を踏まえて、なぜ世の中には様々な決まりがあるのかについて

考えを深めました。以下が生徒の意見です。

・みんなが楽しめるようにするため。

・みんなが楽しいだけでなく、誰一人として悲しい思いをせずに暮らしていくため。

・みんなが平等に暮らしていける社会を作るため。

・みんなに迷惑をかけないため。

・決まりの裏には、たくさんの人の思いがあるため。

・決まりがないとみんなが自分の好きなように動いてしまい、他の人にも

 影響を与えてしまうため。

・決まりは全員をまとめるため。

 

 

 

 

 

 

釣りの世界でも釣り場で様々な決まりがあります。

使った道具やゴミは持ち帰ることや、使った場所は海水で洗い流し

綺麗にしておく等、様々な決まりを守ることが自然環境保護につながります。

また、次に釣りをする人が気持ちよく釣りをすることができます。

ルールや決まりはなぜあるのか深く考えることができる時間でした。

みなかみ体験学習成果発表会

2月22日(木)6校時に第3学年や保護者の方に向けて学習成果

発表会を実施しました。

みなかみ町周辺施設での紙芝居、民話、太々神楽、三国太鼓など

の郷土芸能の鑑賞やスキー、陶芸、藍染などの体験学習について

生徒が試行錯誤しながらまとめました。

そして、これまで学習してきた内容を生かして三宅島とみなかみ

町の産業や文化について比較し、他者に向けて分かりやすく発信

することを目指してプレゼンテーションを行いました。

今回のみなかみ体験学習成果発表会を通して、これからの三宅観

光大使としての学習の展望についても考えることができました。

今まで以上に探究的に学習を続けて、三宅観光大使として三宅島

の魅力を発信し続けることができるようにしていきます。

ドッヂビー

今日の朝体育はソフトディスクを使用するドッジボール形式の

「ドッヂビー」を行いました。

一般社団法人日本フライングディスク協会では、ドッジボールと

区別するため、「ドッジビー」ではなく「ドッヂビー」を種目名

称としているそうです。

柔らかいディスクを使用するため、つき指の心配がないことや他

種目と比較した場合、筋力差などが影響しにくいという特長があ

るスポーツです。全員で体を動かして爽やかに1日をスタートし

ました。 

フラフープ

2月14日(水)の朝学習はフラフープを使った運動を行いました。

はじめはヘリウムリングという運動です。3、4人でグループにな

り、それぞれ人差し指の第一関節の上に、フラフープを乗せます。

フラフープが落ちないように上下させます。この運動は企業等のチー

ムビルディングでも使われる手法だそうです。

次に複数のフラフープをコマのように回転させて、倒れないよう

にする運動に取り組みました。

フラフープが倒れないように試行錯誤を繰り返していました。朝

から体を動かして、すっきりとした状態で1日をスタートしてい

ました。

地域のためにできること

今日の道徳のテーマは「地域のためにできること」です。

宮城県女川町をホームタウンとして活動するサッカーチームに

「コバルトーレ女川」というチームがあります。

コバルトーレ女川は、12年前に起きた東日本大震災で活動休止になってしまいました。

復興に向けて女川町の人々は、とてもつらく苦しい思いをしますが

「サッカーが見たい」という思いが町の人たちから出てきます。

この思いをきっかけに、震災から9か月後にサッカーチームは活動を再開し、

復興祈念試合開催やリーグ戦参入と少しずつ活動の幅を広げていきます。

町の人たちも町のクラブの頑張りを応援し、選手の最後まで諦めずにプレーする姿から

力をもらい、復興に向けて地域のためにできることをしていきます。

生徒たちは、震災で被災された人たち・コバルトーレの選手達の立場から登場人物の立場に

なって考えを深めていきました。また地域(三宅島)のためにできることとは何かを

最後のまとめとして考えました。以下は生徒の意見です。

・地域の人に元気な姿を見せる。

・困っている人を助けてあげる。

・地域イベントに積極的に参加して、盛り上げる。

・日頃から元気な挨拶をしていきたい。

・今地域でやっていることに本気で取り組む。

・頑張っている人がいたら応援する。

・些細なことでも手伝う。

・地域の行事に参加する。

・ゴミ拾いなどの地域のためにできることをする。

 

 

 

 

 

 

三宅島の未来を担う子どもたちが、三宅島のためにできることを考え、

提案・行動していけることを期待しています。

チームワーク

水曜日の朝学習は体育です。今日は仲間と協力して課題解決する

運動をしました。

ペアで背中を合わせて、手を使わずに立ち上がります。息を合わ

せるとともに、相手を信頼して体重を背中に預けることがポイン

トです。

ペアで立ち上がることができたら、人数を増やして挑戦しました。

全員がタイミングを合わせないとなかなか立ち上がることができ

ません。おのずと声をかけ合って、タイミングをそろえようとす

る姿が見られました。

人間知恵の輪にもチャレンジしました。みんなで相談しながら知恵

の輪を解いていきます。つないだ手は離さないで、手の下を潜った

り、手の上をまたいだりします。自然と指示する声や仲間を気遣う

声があがっていました。チームワークの高まりを感じる場面でした。

このような学習を通して、更に学年としての絆を深めていくことを

期待しています。

自分の生き方を考える

2月6日(火) 1校時の道徳では、アニメ作品を基に自分の生き方

について考えました。

大切な友人や家族がいなくなることを知ったらどのように感じる

か、どのような行動を取るかについて考えた後、アニメのキャラ

クターの行動を視聴して考えを深めました。

授業の終末で、自分の今後の生き方に生かしていきたいことは何

かについて考えをまとめました。以下は生徒の考えです。

・日頃から感謝を伝えたい。

・家族に支えてもらっているから、支える側になる。

・心配させないようにする。

・後悔しないように毎日を大切に過ごす。

・自分を信じて過ごしたい。

・みんなといる時間を大切にしていきたい。

・誰かにとって大切な存在になれるような生き方をしたい。

・大切な人に感謝を伝えたい。

・今後の成長につながると考えたい。

仲間や家族への感謝や日常生活の大切さについて考えをまとめる

ことができました。今回の授業で学んだことを生かして、それぞ

れが理想的な生き方を追求していくことを期待しています。

調理実習

2月5日(月)4校時の家庭科の時間に、調理実習を行いました。

ハンバーグを作りました。玉ねぎを炒める、卵を混ぜる、ひき肉

をこねる等の工程を協力しながら、分担して行っていました。

黒板には調理の流れが図を交えながら分かりやすく書かれていま

した。

調味料はキッチンスケールを使って、丁寧に量ります。

完成したハンバーグです。付け合わせの彩りも良く、食欲をそそ

ります。給食と一緒においしくいただきました。

学んだことをぜひ家庭でも生かしてもらいたいです。

三宅島への帰路[みなかみ体験学習⑫]

新幹線で東京駅に向かいました。車内で群馬名物の鶏めしをいた

だきました。

竹芝桟橋に移動し、解散式を行いました。

引率者の話を聴き、次の目標に向けて動き出しそうとする意欲の

高まりを感じました。今回のみなかみ体験学習のスローガンであ

る「Go For It」にふさわしい解散式になりました。

学校での生活とは異なる環境の宿泊学習で、成長する場面が様々

見られ、成果が多くありました。一方、課題が浮き彫りになりま

した。

今後の学校生活で学年で協力して成果を更に伸ばすとともに、

課題について議論し、自分たちの力で克服することができる学年

になることを願っています。

22時30分発の船に乗り込みました。就寝すると早朝に三宅島に着

きます。

今回の学習を生かし、三宅中学校の中心としてリーダーシップを発

揮していくことを期待しています。

学習の機会をくださった三宅村教育委員会の皆様、誠にありがとう

ございました。

 

ありがとう、みなかみ町[みなかみ体験学習⑪]

スキー講習後、宿舎に戻り疲れを癒やしました。入浴後も生徒は

元気に過ごしていました。

様々な体験をして、多くのことを学んだみなかみ町とお別れのとき

です。上毛高原駅で仁田屋のご主人と女将さんに感謝の思いを伝

えました。

ご主人から三宅島に戻ったら、みなかみ町の魅力を家族や後輩へ

しっかりと伝えるという宿題をいただきました。

温かい心からのおもてなし、群馬の特産品をふんだんに使ったお

いしい食事、細やかな心遣いといった最高のホスピタリティを生

徒は存分に体感することができました。

三宅島に戻り、生徒は事後学習を通して、いただいた宿題にしっ

かりと向き合っていきます。

仁田屋の皆様、誠にありがとうございました。