3学年日記
伝統的な手作り体験[みなかみ体験学習④]
上毛高原駅で下車し、宿泊地である猿ヶ京温泉の仁田屋さんへ向
かいます。
今日は3月頃の気温ということで、想像していたよりも寒くはな
く、生徒は安心した様子でした。
今日から3日間お世話になります。
ご主人が温かく出迎えてくださいました。
その後、徒歩でまんてん星の湯に移動して昼食をとりました。上
州麦豚を使ったとんかつに舌鼓を打ちました。その土地ならでは
のものを食すことは宿泊行事の醍醐味です。
たくみの里では二つの伝統的な手作り体験を行いました。はじめ
は陶芸体験です。土の感触を感じながら、思い思いの作品を完成
させました。作品に個性がとても出ていました。
この後、乾燥や窯焼きの工程を経て、後日三宅中学校に郵送で届
く予定です。
次に藍染め体験をしました。同じ柄で染めても、加工の工程で少
しずつ違いが生まれてオリジナルの作品ができあがりました。
生徒は体験を通して、伝統的な手作りの良さについて考えるきっ
かけになりました。まだまだ体験は続きます。学んだことを自分
の糧にすることを期待しています。
2日目スタート[みなかみ体験学習③]
みなかみ体験学習2日目がスタートしました。
放送委員が起床担当です。今日はノックをして、爽やかな挨拶で
起床を促していました。
朝食の号令は保健給食委員です。今日の体験に向けて意気込みを
語っていました。
実行委員が中心となって島嶼会館の方に感謝の思いを言葉で伝え
ました。
山手線で移動し、東京駅から新幹線に乗り込みます。
三宅島と比べると東京の朝は少し肌寒かったです。果たしてみな
かみ町の気温はどうでしょうか。
1日目終了[みなかみ体験学習②]
みなかみ体験学習1日目の様子をお伝えします。
船内での夕食はお弁当です。保健給食委員が「いただきます」の
号令をかけました。
キャリーケースを机がわりにしています。
夕食後、学年全員が一つの部屋に集まり、学年委員考案の学年レ
クを実施しました。本日は、クイズ大会でした。
明日以降も夕食後に学年レクが用意されています。どのような企
画かとても楽しみです。
その後、甲板に出て東京湾をバックに集合写真を撮りました。東
京湾の夜景に引けを取ることがないくらい笑顔が輝いていました。
宿泊先の島嶼会館に到着です。明日からのみなかみ町での体験に
備えてしっかりと英気を養います。
室長会議では、教員や看護師の方の話をメモしながら聴いていま
した。部屋に戻り、確認事項を班員に伝達することができました。
明日は挨拶や周囲への気配りなどを今日以上に徹底して行うこと
で、深い学びに到達することを期待しています。
いざ、みなかみ[みなかみ体験学習①]
1月30日(火)から、みなかみ体験学習が始まりました。
出帆港に到着後、出発式を行いました。加藤教育長からみなかみ
町と三宅島のつながりついての話がありました。そのつながりを
しっかりと受け継ぎ、様々な体験活動を通して学びを深めていく
ことができるようにします。
出発にふさわしいとても穏やかな気候で、保護者の方が大勢お見送
りに来てくださいました。
船内では和やかに過ごしています。竹芝桟橋に到着後、島嶼会館
に宿泊し、明日みなかみ町に新幹線で向かう予定です。
3泊5日の学習を通して、みなかみ町の文化に触れるとともに、
学年の仲間との絆を深めることを期待しています。
コトコの涙
今回の道徳のテーマは「人と分かり合えるために」です。
第2学年の生徒は、保育園、小学校、中学校と長い時間を一緒に過ごして
きた仲間です。お互いの性格や人柄が十分に分かっていると思います。
しかし、学校生活を共に過ごしていく中で分かり合えないことや意見が
ぶつかってしまうことがあります。どのようなことで友達と分かり合え
なかったか、過去を振り返り考える時間を取りました。
今回の道徳の内容は、主人公のコトコが老人ホームでボランティア活動に
参加する物語です。施設を利用している高齢者の方に自分の思いや考えを
伝え行動に移しますが、高齢者の方はなかなか喜んでくれません。
施設の介護士さんとの活動の中で、自分のよかれと思ってやっていることは
相手にとって良いことではないことを知りました。他人と分かり合えるために
大切なことについてボランティア活動を通して学んでいく物語でした。
生徒は今回の道徳の内容で、「人と分かり合えるために」どのようなことが
必要か考えを深めました。以下は生徒の意見です。
・相手のことを考え行動することが大切。
・相手の気持ちや様子を十分に尊重する。
・相手のことをよく知り、理解することが大切。
・相手の大事にしていることや考え方を理解する。
・相手に対し失礼ではないか考えながら接する。
・自分の考えだけではなく、相手はどう思っているのかを考えながら行動する。
・自分の意見を一方的に伝えない。
・相手に寄り添う。
これから様々な人と出会い、一緒に生活していく中で、今日の道徳の学習で
学んだ道徳的思考を生かしてほしいと思います。