3学年日記
最近の2年生
【マラソン大会】
12月16日(土)、天気が心配されましたが、マラソン大会を実施しました。
11月末から持久走の授業が始まり、当日に向けて負荷をかけた練習を積んできました。
当日は、全員がそれぞれの距離を完走しました。
【生徒朝礼】
12月19日(火)の生徒朝礼では、各委員会から生徒会が設定した保健月間の
各委員会の取組について説明をしました。
生徒会役員からは、八丈島と式根島の中学校とのオンライン交流について
活動報告をしました。他校の取り組みを受けて、三宅中学校がより良い学校に
なるために生徒会を中心に各委員会と協力して学校を作っていってほしいと思います。
2学期も残り数日となりました。2年生の3学期は3年生への0学期とよく言われます。
2年生が中心となり、学校を動かしていくための良い準備期間にしてほしいです。
インターネット上の責任
12月12日(火)1校時の道徳では、「ネット将棋」という教材を基に、
インターネット上の責任について考えました。
導入で生徒は教員手製のマグネット教材で将棋を体験しました。
将棋では勝負が決する前に投了の意思表示をします。主人公は
「ネット将棋」で負けそうになると、無断でログアウトしてし
まいます。
インターネットでは、相手の顔が見えないので、相手のことを
考えずに自分本位の行動をしていまうことが多々あります。
生徒はインターネット上の責任について考えをまとめました。
次は生徒の考えです。
・相手が見えないから、無責任に中断するのは相手に失礼。
・インターネットだとしても、リアルだとしても相手のことを
考える。
・互いに顔は見えなくても人間だということは変わらない。
・インターネット上でも言動を気を付ける。
・顔が見えないからといって人が嫌がることはしない。
・自分の言動に責任をもつ。
・匿名だから何をしてもよいというわけではない。
・インターネット上の対戦やゲームなどでも挨拶をしたり、
お礼を言ったりすることが大切。
・インターネット上でも礼儀を忘れてはいけない。
・インターネット上でも公平な戦いができれば互いに良い気持
ちになる。
今回の学習を基に、インターネットを使用する際の言動について
改めて考え、責任をもってインターネットを効果的に活用するこ
とを期待しています。
森の再生
12月5日(火)1校時の道徳では、「よみがえれ、えりもの森」という
教材を基に、自然環境を守ることについて考えました。
えりも地区の海岸林は、明治時代の開拓による森林の伐採や家畜
の放牧のため荒廃し砂漠化してしまいました。このように人為的
に豊かな自然を失います。
かつてえりも地区では昆布が特産品でした。砂や土が海に流れ出
たため、昆布も採れなくなります。
そこで、漁師の人々が森林の再生を目指し立ち上がります。長年
のときをへて、海には魚が戻り昆布もよみがえりました。しかし、
えりもの人々の森づくりに終わりはありません。
人為的か自然によるものかの差はあれど、三宅島では噴火や土砂
の影響で緑が失われた場所があります。そのため生徒は今回のテーマ
についてとても主体的に学習に取り組む様子が見られました。
生徒は自然とどのように関わっていくことが大切かについて考え
をまとめました。
次は生徒の考えです。
・自然のためになる社会や環境を作っていきたい。
・植樹などのイベントがあったら参加する。
・生き物を大切にする。
・他人事と思わず、自分もその一人であるという意識をもつ。
・全てのことに少しずつ配慮することが大切。
・いつ見ても、誰が見ても三宅島の自然は美しいと感じてもらえる
ようにする。
・自然の大切さを未来に伝えていかなければならない。
・自然をつないでいくことを考えて三宅島の伝統と共に守る。
授業の終末部で「森は海の恋人」という動画を見ました。豊かな
海や川を保つためには豊かな森が必要という内容です。森に降った
雨はきれいで栄養を豊富に含んだ水になり、そして海へ流れ出ます。
自然はつながっているということを考えることができました。
今回の学習を基に、広い視野で日本や世界の自然環境、そして身近
な視点で三宅島の豊かな自然を守る意識が高まることを期待してい
ます。
小中高合同マラソン大会に向けて
第2学年の体育の授業で小中高合同マラソン大会に向けた授業が
スタートしました。
今日の授業では、ウォーミングアップのときから全員で大きな声
を出して意欲的に取り組んでいました。
授業後半の10分間走では生徒同士で応援の声が飛び交っていました。
第2学年の生徒全員で行事を成功させようとする姿勢が見られました。
持久力や連帯感を高めて小中高合同マラソン大会本番を迎えること
を期待しています。
思いやり
11月28日(火)1校時の道徳では、「夜のくだもの屋」という教材を基に、
思いやりについて考えました。
合唱コンクールの練習で遅くなる「少女」は、暗い帰り道を他の店より
遅くまで営業しているくだもの屋の明かりを支えにしながら帰ります。
ある日、「少女」は友達のお見舞いの品を買うために、くだもの屋に
寄りました。すると、中から自分が下校中に口ずさんでいた歌が聞こえて
きました。のれんから出てきた店の女性は「暗い夜道を帰るのはさぞ心細い
だろう。せめてうちの店の明かりだけでもつけといてあげれば。」ということ
を「少女」に伝えます。
「少女」はくだもの屋の明かりが温かく見えていた理由を知ります。
「少女」がくだもの屋の明かりがついていた理由を知ったときの
気持ちと、くだもの屋の女性がなぜ明かりをつけていたのかについて
ペアで考えて、意見を共有しました。
授業の終末に、人の思いやりに気付くためにどのようなことが大切
かについて考えをまとめました。
次は生徒の考えです。
・毎回感謝をして過ごすことが大切。
・自分から助けようとする気持ちを常にもつこと。
・当たり前について改めて考える。
・自分も相手に対して思いやりの気持ちをもつ。
・感謝の気持ちを小さなことでも返していく。
・当たり前となっている日々に感謝していくことが大切。
今回の学習を基に、学年全体で思いやりの輪をつなげて
何事にも感謝して過ごしていくことを期待しています。