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3学年日記

初心

6月16日の道徳の授業で「初心」について考えました。

始めにICT端末を用いて、「初心」について思いつくことを挙げました。

その後、柔道のオリンピック金メダリストである井上康生選手の動画を視聴しました。

井上康生選手は学生時代にアジア大会で優勝する等、順風満帆な柔道人生を送ってきました。

ところが、あるときから勝つことができなくなり、挫折を味わいます。

そんな折、母が亡くなります。

母が残した手紙には「全て初心に返って頑張ってください。」とありました。

それから、井上康生選手は復活を果たします。

そして、迎えたシドニーオリンピックでは金メダルを獲得します。

その表彰台で母の遺影を掲げました。

井上康生選手がどのような思いで母の遺影を掲げたのか生徒は考えました。

授業の最後に「初心」について考えをまとめました。

以下は生徒の考えです。

・「失敗を恐れず、自分のやり方で取り組む。」

・「どんなにつらくても最初の自分を思い出して頑張る。」

・「何かを仕切り直すきっかけになる。」

・「自分が本当に何をしたかったのか、自分の意志が分かる。」

・「目標が変わっても、なぜそのことを始めたのかを忘れないことが大切。」

・「一度、自分が考えていることを捨てる。」

・「自分を責めるのではなく、楽しむこと。」

2年生として、中学校での生活が安定しています。

だからこそ、「初心」に返り、純粋な気持ちで生活をしていくことを期待しています。