3学年日記
三宅島の農業を体験
東京都立三宅高等学校で農業体験を実施しました。
事前学習で三宅島の農業について調べました。
三宅島では様々な農作物が生産されています。
今回はその中でも生産している農家の方も多い
里芋を植える体験を行いました。
「アカメイモ」「ヤツガシラ」「エビイモ」の3種類の芋を植えました。
一般的に商店等では里芋として販売されていますが、
複数の種類があることを知りました。
メジャーを目安に種芋を50㎝間隔で植えていきます。
生徒からは「しゃがみながらの作業が大変」という声が聞こえました。
移植ゴテ(小型スコップ)を使って、土を掘り里芋の芽を上に向けて土をかぶせます。
土は10㎝程度かぶせると、芽が出てきやすいとのことです。
慣れると黙々と作業をしていました。
植えた里芋は追肥や土寄せをして、11月の収穫まで農業科の先生や生徒が管理をしてくれるそうです。
その後、三宅高等学校内の広大な農場を見学しました。
ビニールハウスの中でトマトやサツマイモの苗などの栽培をしていました。
三宅島は風が強いため、ビニールハウスを活用していることが分かりました。
青々とした茶畑は圧巻でした。
新芽を丁度刈り取ったところだということです。
緑茶や紅茶などの加工も三宅高等学校内で行っています。
三宅島に住んでいると、三宅島産の野菜や果物を食べる機会も多いです。
そうした農作物を育てるためには様々な工夫と労力が施されていることが分かりました。
とても貴重な体験になりました。
また、お土産として収穫されたばかりの新鮮なキュウリとトマトをいただきました。
生徒はより感慨深く、三宅島の大地の恵みを存分に味わうことができます。
11月には植えた里芋の収穫体験も予定しています。
どれくらい大きく育つのかとても楽しみです。
ご協力いただきました東京都立三宅高等学校の皆様、誠にありがとうございました。