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3学年日記

観光地を美しく保つために

5月16日(火)の道徳では、観光地を美しく保つ規則について考えました。

まず、三宅島の観光地である新鼻新山を例に考えました。

新鼻新山に落書きをするのは良いか、悪いか。

その落書きは雨ですぐ消えるが、落書きは良いか悪いか。

生徒からは落書きに対して否定的な意見が多く出ました。

その後、鳥取砂丘の例について教科書で確認しました。

鳥取砂丘では落書きの問題が深刻化したため、罰金を課しています。

砂丘に書いた落書きは、風が吹くと自然に消えてしまいます。

実際に県が実施したパブリックコメントでも賛否両論が寄せられました。

生徒は、罰金を貸すことに賛成か反対か考えました。

こちらに関しては、生徒の意見が分かれました。

その後、他の観光地の事例や罰金以外でマナーが改善した事例をICT端末で調べて、共有しました。

そして、鳥取砂丘から落書きをなくすための解決策について議論しました。

罰則を重くする案、啓発を促す案、見守りを強化する案等様々な意見が出ました。

観光地を守るための規則と罰則に関して明確な正解は存在しません。

しかし、それについて議論を重ね、深く思考することが重要です。

社会生活の中でも同じような問いに対峙する場面が多くあります。

今回の学習を生かして、いかなるときも主体的に考えることができることを期待しています。