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3学年日記

ボランティアについて考える

本日の5・6校時に社会福祉法人三宅島社会福祉協議会の方に

ご協力をいただき、ボランティア体験を実施しました。

はじめに、中学校や社会福祉協議会の職員が「ボランティアとは何か」

について回答しているインタビュー映像を視聴しました。

その後、調布市にある障がい者支援施設とオンラインで交流を行い、

施設長から障がいとは何かについてご説明いただきました。

心のバリアフリーなどについても丁寧に解説していただき、

生徒のマインドセットを促す貴重な機会になりました。

入所されている方との交流も行いました。

生徒が好きな食べ物について聞き、それに対してお一人ずつ答えていただくなど

和やかにコミュニケーションを取ることができました。

その後、入所されている方に向けて、うちわ作成を行いました。

画用紙やシールなどを使って、個性あふれるうちわを完成させました。

生徒にとってボランティアについて考えるきっかけになりました。

ご協力をいただきました社会福祉法人三宅島社会福祉協議会の皆様、

調布市にある障がい者支援施設の皆様、誠にありがとうございました。

 

運動で朝の元気チャージ

水曜日の朝学習は運動です。

頭と体のウォーミングアップをしました。

準備運動をしてから、ボール集めゲームを行いました。

4チームに分かれ、スタートの合図で各チーム1人ずつ中央にある

ボールを走って取りにいきます。

ボールを取ったら、自陣のコーンの近くに置きます。

ボールは一人一つしか持ってくることができません。

前の順番の人が取ってきたら次の人が取りに行きます。


早くボールを3個集めたチームの勝ちです。

中央にあるボールがなくなったら、自陣に集めたボールを

他のチームが取っていきます。

そのため、チームワークと戦略が勝敗を分ける鍵になります。

声をかけ合いながら、楽しんで取り組みました。

元気に爽やかな1日をスタートしていました。

働くことと社会貢献

1校時の道徳では、建築家の坂茂(ばん しげる)さんの

活動を基に、社会貢献について考えました。

坂さんは建築家のプロフェッショナルとしての技術や経験を生かし、

被災地で仮設住宅や難民のためのシェルターなどを建築しました。

なぜそのような活動をしたのかについて考えて、共有し、発表しました。

現在、坂さんはウクライナで発泡スチロールを使った

仮設住宅の建築をしているというニュース映像を視聴しました。

生徒は社会貢献について以下のように考えをまとめました。

・自分が得意なことを応用して社会貢献をする。

・小さなことでもやることで社会貢献につながる。

・自分が今からでもできる環境を保護するようなことの社会貢献につながる。

・人に優しくしたり、助けたり身近なことからできるようにしたい。

・プログラミングでAIを作って貢献したい。

・保育士として疲れていたり困っていたりする人を助けたい。

・毎日少しずつでもできることを続けたい。

今回の学習を生かして、来週から始まる職場体験で

社会貢献の意識をもつことができるように期待しています。

 

職場体験事前講話

本日の6校時に職場体験事前講話を行いました。

都内のイベント企画会社の代表取締役の方に

オンラインで講話をしていただきました。

職場体験に向けて働くことの意味や世界との関わり、

職場体験を成功させるためのポイントなどについて

これまでの経験を踏まえてご紹介していただきました。

「これまでのイベントで一番印象に残っているものは何ですか?」

という生徒からの質問にすぐに答えていただきました。

ご多用の中、職場体験に向けて講師としてご協力いただき誠にありがとうございました。

後半は今年度から本校で勤務している

新規卒業職員2名とシンポジウムを行いました。

学生と社会人の違いや働くことのやりがいなどについての考えを聴き、

生徒は職場体験に向けて意識を高めていました。

今回の講話やシンポジウムで学んだことや感じたことを

職場体験で生かすことができるように期待しています。

新学期を迎えて

第2学期が本日9月1日(金)から始まりました。

登校後の第2学年の生徒の表情は明るく、充実した夏休みを

過ごしたことがうかがえました。

学活では提出物の回収や運動会の係決め等をスムーズに行っていました。

第2学期から専門委員会や生徒会活動等で第2学年が中心になる

ことが増えてきます。リーダーシップを発揮して大いに活躍する

ことを期待しています。

 

避難所にて

本日の道徳では、阪神・淡路大震災のときの避難所生活を基にした

教材から、調和のある生活について考えました。

避難所でのボランティアについて考えを深めました。

避難所生活などの困難な状況の中、危機を乗り越えるために

必要なことについて考えました。以下は生徒の考えです。

・困ったら協力をする。ときには助けてもらう。

・冷静に周りを見る。

・支え合う。

・いつもの暮らしに戻るという強い気持ち。

・希望を捨てないこと。

授業の最後に、阪神・淡路大震災時に小学校で音楽を教えていた

教員が復興を願って作詞・作曲した「しあわせ運べるように」と

いう合唱曲を聴きました。音楽の力で震災を風化させることが

ないように、神戸市ではこの曲を子供たちが毎年、行事などで

歌っているそうです。また、東日本大震災の後に、東北地方の

子供たちがこの曲を歌い、避難所生活をしていた被災者を勇気

付けたそうです。生徒はこの曲をじっと聴き、この授業で学んだ

ことを振り返っていました。今回の学習を生かして、日常でも

調和のある生活を心がけていくことを期待しています。

トマトの成長

第2学年は技術科の「生物育成」の授業でトマトを育てています。

害虫の被害を防ぐため、教室で管理しています。

生徒はこまめに水をあげたり、土壌の状態を調整したりしています。

最近ようやく実が膨らんできました。

夏季休業期間中は生徒が鉢を自宅に持ち帰り、観察を続けます。

真っ赤で熟した実に成長することを期待しています。

水泳スタート

第2学年の水泳指導が6月29日(木)から始まりました。

この日は少し肌寒い様子でしたが、元気に泳いでいる姿が印象的でした。

9月に水泳記録会が予定されています。

そこに向けて授業の中で、様々な泳法や記録にチャレンジしていってもらいたいです。

 

がん教育

6月30日(金)の5校時に、がん教育を実施しました。

今回は認定NPO法人ゴールドリボン・ネットワーク理事長の松井様に

講演をしていただきました。

 

 

 

 

 

 

がんは日本人の死因第1位であり、2人に1人が癌を発症し、

3人に1人ががんで亡くなっています。加齢とともに発症する確率が

高くなっていきますが、今回は小児がん(15歳以下)について

松井様から講演をしていただきました。

小児がんを発症し、完治後も苦しんでいる子供が多くいることや

小児がんを発症した子供たちを支援するために様々な活動が

行われていることを知りました。

今日の講演会を聞いて、今の自分にできることは何かを考える

機会にしてほしいです。

 

 

 

 

 

 

命を見つめて

本日の道徳では、中学2年生で右大腿骨骨肉腫のため亡くなった猿渡瞳さんの

命のメッセージから「生きること」について考えました。

事前に行った「『生きている』と感じるとき」についてのアンケート結果を

一覧で掲示すると、多様な考えがあることに生徒は気付きました。

猿渡瞳さんは、治療を続けながら懸命に生きました。

そして、亡くなる2か月前に出場した弁論大会で

「命を見つめて」というタイトルで自分自身の思いを語りました。

終末部で限りある命をどのように生きたいかということについて考えました。

以下は生徒の考えです。

・生きていることを実感する。

・1日1日を無駄のない日にしたい。

・最期まで精一杯生きる。

・この世界には生きたくても生きられない人がたくさんいるから、大切に生きたい。

・人を幸せにしてあげたい。

・最後に楽しかったと思えるように生きていく。

・与えてくれた命を大切にする。

・なるべく笑顔でいたい。

・元気に生きたい。

・家族と過ごしたい。

・自分らしく生きる。

・与えてもらった命が尽きるまで生き続ける。

時はたっていますが、同世代だった猿渡瞳さんの強い思いが

生徒の心に響いたと実感できました。