2024年2月の記事一覧
サッカーの漫画を描きたい
今週の道徳のテーマは「困難を乗り越える力」でした。
このテーマの教科書の題材となっていたのが、漫画・アニメで世界的にも広く知られている
「キャプテン翼」の作者である高橋陽一さんの話です。私自身もサッカーを幼少期から続けて
いますが、この漫画・アニメは見たことがありませんでした。調べてみると、日本よりも
世界で人気のようで、多くのサッカー選手に影響を与えていました。
ティエリ・アンリ(フランス)
「キャプテン翼からサッカーをしながら夢をもち続けることの大切さを学んだ。
キャプテン翼のおかげでサッカー選手になることができた。」
ジェンナーロ・ガットゥーゾ(イタリア)
「子供の頃、一番好きなアニメだった。」
フェルナンド・トーレス(スペイン)
「子供の頃、友達全員がキャプテン翼について話していたんだ。登場キャラクターが
成長していく過程は夢のようだった。それでサッカーを始めたんだ。兄弟の勧めも
あったし、アニメが好きだったからね。オリベル(翼のスペイン名)になりたかっ
たんだ。僕と日本の接点はそれが最初さ。」
フェルナンド・トーレスは、後にJリーグのサガン鳥栖に在籍することになります。
メスト・エジル(ドイツ)
かねてよりキャプテン翼の登場人物である大空翼がデザインされたレガースを
使用していました。少年時代はいつもキャプテン翼のアニメを見ていたと言い、
10番でプレーメーカーである同主人公に憧れて常に10番を着用していました。
このように、多くのスタープレイヤーにも影響を与えた「キャプテン翼」ですが、
作者の高橋陽一さんがこの作品を生み出す過程には多くの困難がありました。
今回の道徳では、「作者の高橋陽一さんにとって、困難とはどのようなことだった
のだろうか」、「なぜ、多くの困難を乗り越えることができたのか」などについて
考え、意見を共有しました。そして、最終的には現在の自分の夢や目標を達成する
ためには何が必要かを考え、自身に還元していきました。