2024年1月の記事一覧
きいちゃん
今回の題材で出てくる登場人物のきいちゃんは、幼い頃に高熱を出し、
手足が思うように動かなくなってしまいます。
きいちゃんのお姉さんの結婚式が行われる際に、きいちゃんはお母さんから
「結婚式に出ないでほしい」と言われます。きいちゃんはその言葉を聞いて
「生まれてこなければよかった」と言い、激しく泣きました。
このときの、きいちゃんの気持ちを考えました。以下は生徒の意見です。
・お母さんに大切にされているか分からない。
・私のことを他の人に知られるのが恥ずかしいの?
・姉のことばかりで、私は優先されない。
きいちゃんときいちゃんの通う学校の先生は、お姉さんのために浴衣を縫うことにしました。
結婚式当日に、お姉さんは浴衣を着て「妹は私の誇りです」と言いました。きいちゃんは
生まれてきたことに意味を感じ、お母さんに「生んでくれてありがとう」と伝えました。
家族の大切さを考えさせられる題材でした。
家族はかけがえのない大事な存在です。家族の支えがあって、中学校生活が送れていることを
生徒も実感できたと思います。以下は生徒の意見です。
・家族と助け合って生きていく。
・家族が困っているときこそ、そばにいてあげたい。
・家族のことを考えた言動をする。
・思いやりをもつ。
・感謝の気持ちを忘れない。
・家族との毎日の時間を大切にする。
家族の存在があっての自分が存在していることを忘れずに、学校生活を全力で送ってくれることを
期待しています。