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火を起こす

今から約700万年前にアフリカ大陸で誕生した人類は、猿人と呼ばれ、狩猟や採集を中心とした

非常に原始的な生活をしていました。そこから進化と成長を重ね、約200万年前に存在していた

人類である原人は様々な道具を使うようになりました。その中の一つに「火」があります。火を

使い始めた人類は、そこから更に進化していき、多くのものを生み出していきます。

 

現代の私たちの生活にも火は欠かせません。しかしながら、自然災害などによって、突然火が使え

なくなることも考えられます。そのため、自力で火を起こす技術を身に付けておくに越したことは

ありません。そこで、今回の大望タイムでは、理科と社会のコラボレーション企画で「火を起こす」

という活動を行いました。

今回は摩擦熱で発火させる「まいぎり式発火法」を用いて火起こしを行いました。

この方法は意外と難しく、力の加減とリズム感、動作をキープするスタミナが必要になってきます。

煙は比較的すぐ出てきますが、うまく息を吹きかけないとすぐに火種が消えてしまいます

 

どこの班も苦戦していましたが、40分ほど頑張って、何とか1班火を起こすことができました。

現代はコンロやライターなどで簡単に火を起こすことができますが、これらがないと火を起こすのは

とても大変であることが分かったのではないでしょうか。人類が築いてきた技術は偉大ですね。