茅葺体験
三宅島は2月が特に雨がよく降るらしく、最近は荒れた天気が続いています。
しかしながら、今日は快晴で、まさに茅葺日和でした。三宅中学校第1学年では、本日、
内地の大学教授や大学院生、地域の方々に来ていただき、茅葺体験を行いました。
まずは、学校近くの多くの茅葺が生えている場所に移動し、茅葺を刈りました。
鎌の使い方を教えてもらい、一人一人、茅葺を刈り取っていきました。
丈の長い茅葺は根元も頑丈で、刈り取るのに苦戦していましたが、何とか体験活動に使用する
分を確保することができました。
刈り取った茅葺を持って、学校の中庭に移動しました。
次に刈り取った茅葺を編み込んで縄を作り、茅葺を束にまとめていく工程に移りました。
この作業が生徒たちにとってはなかなか難しいようで、先生方の手本やアドバイスを基に
進めていました。
茅葺には様々な用途があります。最も主な使用方法は家屋の屋根に用いることでしょうか。
現在でも世界遺産となっている白川郷の合掌造り集落などでも茅葺屋根が用いられており、
日本の伝統文化ともいうことができます。体験の中では、これらの茅葺を三宅島ではどう
活用できるかなども考えていきました。
茅葺体験のために来ていただいた皆さん、本日はありがとうございました。